「倫理に出会って」をお届けします No.5

現在、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)予防のため、活動を休止しております。

この未曽有の危機の今こそ倫理が必要ではありますが、なかなか集うことができず、
皆様に倫理の良さをご理解いただく機会がないのが現状です。

そこで皆様に少しでも倫理に触れていただくために
倫理体験をこのホームページに掲載しております。

有志による寄稿となります。
掲載は不定期となりますこと、ご了承くださいませ。

第5回は一関市倫理法人会 鈴木 哲会長です。

 

 

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倫理と出会って

 

私が倫理法人会に入会したのは、東日本大震災前の平成22年10月です。

当時の会長と副会長に偶然同じ日に会うこととなり入会を決意しました。
開業間もなく仕事もない状況でしたので、朝起きる習慣や多くの経営者の話を聴けるということから
毎週モーニングセミナーに参加するようになりました。
倫理と出会って感じたことを短歌(※1)とともに振り返り、まとめてみたいと思います。

 

『辛くとも あははあははと楽しげに 笑えばなんか気持ち変わるさ』

 

仕事で失敗をし、辞めようかと悩んでいたときに、倫理研究所の田形健一参与の講話の中で、
辛くても悲しくても、まずは2分間大きな声を出して「あははあはは」と笑う実験を行った時です。

笑うことによって、なぜか心がすっきりし、仕事を辞めようという考えから
この窮地をどう切り開くのかという前向きな考えに変わったのです。

倫理の学びは、明朗・愛和・喜働というものです。
私は、明朗な心を持つということで救われたと思います。

 

『人と人 つながることで人となる 人を育む大事な出会い』

 

岩手県倫理法人会の菊池長一郎相談役の講話の中で、人は人から学ぶことによって成長できる、
だから今でも毎週欠かさずモーニングセミナーに参加しているということを学びました。

モーニングセミナーでは、毎週講師を招き、講師の体験を聴く機会になります。
人の体験を通して、自分を成長させられる場であると感じ、私も欠かさずに
モーニングセミナーに参加しています。

現在は新型コロナウィルス感染防止のため、モーニングセミナーが休止という状況ですが、
この国難を突破し、会員のみなさんと一日でも早くモーニングセミナーで再会できることを
楽しみにしています。

 

一関市倫理法人会
会長 鈴木 哲

 

 

※1
短歌
倫理研究所による文化活動。
「生活の浄化と個性の発揚」をめざして設立された。