「倫理に出会って」をお届けします No.1

新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)予防のため、活動を休止している単会がございます。

この未曽有の危機の今こそ倫理が必要ではありますが、なかなか集うことができず、
皆様に倫理の良さをご理解いただく機会がないのが現状です。

そこで皆様に少しでも倫理に触れていただくために
倫理体験をこのホームページに掲載いたします。

有志による寄稿となります。
掲載は不定期となりますこと、ご了承くださいませ。

初回は岩手県倫理法人会 宮澤俊次会長(盛岡みなみ所属)です。

 

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私の好きな『万人幸福の栞』
第一条「日々好日」~今日は最良の一日、今は無二の好機~

 

 

 

18年前の創業間もない頃、盛岡みなみ倫理法人会に入会した。
社員3人を雇い、広告会社をスタートさせるも思うように業績は伸びず、
あっという間に資本金1,000万円はそこを突いてしまう。

 

モーニングセミナーに通って、『万人幸福の栞』を輪読していると、
なぜか元気が出てくる。これを糧に社内や家庭では「明るく、元気に」
振る舞っているが、いずれニッチもサッチもいかなくなる。

 

月末に社員の給料、取引先への支払いができない状況が見えてくる。
こんな時は憂鬱になり、モーニングセミナーにも行きたくない心境に陥るが、
なんとか参加する。

 

そして、『万人幸福の栞』第一条「今日は最良の一日、今は無二の好機」を
唱和すると、なぜか元気と勇気が湧いてきて、
「よし!Aさんに金を借りに行こう!」というアイデアが浮かんできた。
その勢いで堂々と「Aさん、お金貸してください!」と云うと
理由も聞かずに
Aさん「なんぼや?いつ返す?」
宮澤  「200万円、6か月後」
Aさん「わかった、明日振り込む!」
ということで堂々とした態度が功を奏した結果となった。
多分、コソコソと自信なさげに話したら借りられなかったと思っている。

 

そして期限の6か月後近くに「今日は最良の一日、今は無二の好機」と唱和して、
今度は「Bさん、お金貸してください!」と云ってBさんから借り、
Aさんに無事返済する。このような事を繰り返しているうちに業績も向上してきて、
月末には通帳にお金が残るようになってきた。

 

取引銀行の返済は滞ることは一度も無く、信用を保つことができ、
借りたいときにはいつでも貸してもらえる関係を築いている。

 

倫理を学んでいなかったら…
モーニングセミナーで「日々好日」を唱和しなかったら…
今頃どんな人生を歩んでいるかを想像すると、ゾッとする。

 

倫理を学ぶことで 第六勘がはたらき、迷いが無くなり、気づくと同時に
行動がともなう。

 

このような生活習慣が身に付き、自分の人生をより良い方に導いてくれる。

 

岩手県倫理法人会
会 長 宮澤俊次